
今日は、真面目な話題です
日本消化器内視鏡技師会が、住んでいる北海道で
あるため、今日と明日は出張です
数々の著書も出版されている消化器内視鏡クリニック院長先生のイブニングセミナーを拝聴してきました。
これは、全国民が知るべき内容で
日本に暮らす自分たち、広くは子供世代にまで
関係してくる話で、とっても重要なので
共有します
大腸がんは、女性で一番、男性で2番目に多いがんです
胃がん・大腸がんを見つけて治療する場合
ガンを症状がない状態で見つけれれば(早期発見)5年生存率95〜98%
症状があってから発見、5年生存率55〜60%
症状があってから、治療するのでは生存率が半減してしまいます
やっぱり、早期発見早期治療は大事だと言うことがわかります
早期発見早期治療において、大事になってくるのは?
人間ドック、定期検診です!!
日本の検診率はいくらだと思いますか?
胃・大腸の検診受診率どのくらいだと思いますか?企業や地域で行う検診、人間ドック
日本で、どのくらいの割合で検診を受けていると思いますか?
私も知らなかったです。
正解は
7%
100人に7人しか受けていません
これはとてつもなく低いです
お隣、韓国では60%らしいです
内視鏡システム、カメラについては
日本が昔から、今でもトップを走って
ますが、検診率はとてつもなく低いとのこと
大腸ガン死亡数については
アメリカは、日本よりも人口も多く大きな国で
肥満とかも多そうですが、
日本の方が、アメリカよりも大腸ガンで亡くなる
絶対数が多いと言うびっくりするデータもあるそうです
これを聞いて、びっくりしますね
平均寿命は、日本は世界一ですが
大腸ガンでは、死亡数めちゃめちゃおおいです
その理由の一つは先ほども述べた検診率の低さ
が大きな原因
アメリカでは、10年に一度大腸カメラを受けるようになっているそう
それで、大腸ガンで亡くなるリスクを減らせていると言うのです
また、日本人の特徴としてなにか症状があってから病院を受診することがほとんど。
確かに風邪をひいてから病院にいきます。
海外の人は、風邪をひいても、行くのは薬局
海外の人が病院に行くのは?そう、何もなくても
定期的に行くそうです(大雑把に言っていますが)
そうなってくると、定期的な検診で大事ですよね〜
要は、検診はみなさん受けましょうって話です
でも、こんな事誰も説明してくれませんよね〜
日本の高額医療費の問題も絡んできます
結局、検診で早期治療出来れば
簡単に済みますが、発見が遅れると
治療や入院、合併症などで医療費は嵩みます
そのふたんは、みなさんの税金にも関わってくる
検診が大事と言う事を広めるのは、国の役割でもあり、医師、看護師、病院に勤める者の役割でもあるとおっしゃっていました
国なんて、大したことはしてくれません
まずは、小さなコミュニティから、拡げていくしかありません、
それが無駄と言ってしまえば
それまでですが、しないと0です
0と1は違います、その違いを生み出せる人に
私はなっていきたいと
話を聞いていて思いました
早速、帰りの車で運転しながら母に検診を勧めましたw
便潜血検査も有用で、高確率で大腸ガンを発見できる
痔とかが合っても、関係なく
便潜血の検査は絶対してください、それでも
6%は、偽陰性で引っ掛けられないそうです
その、6%を引いてしまった悲しい患者さんの
お話もされていました
なので、40〜50歳になって、一度もカメラした事ない人は受けた方がいいです
そこで、ハイリスクなら定期的に
ローリスクなら、便潜血でスクリーニングって行えば、早期発見早期治療につながり
死亡率も下がり、医療費も削減につながります
納得して、話を聞けました
私は、持病の関係から、30代で大腸側のハイリスク患者です。数年に一度大腸カメラを受けています
この情報で、ほぼ何の病気かわかる人には
わかっちゃいますがw
そう言う人は、関係ないですが
やっぱり、元気な時間=健康寿命をのばし
バリバリ働いて、早期発見早期治療で長く働き、医療費も削減できる方法として
定期検診の大切さ、胃カメラ大腸カメラの大切さは、今後も周りに広めていかないとだと思います
医療に関係ない人も、医療関係の市民セミナーとかは、参加できます
そういう所で、日本の著名な医師の方の話を
聞くと、意識や気づきを得れるきっかけになる
と思います
やはり、人生長く、楽しい時間も長く過ごす方が
幸せに決まってます
結論
人生で一回もカメラをした事がない人
一回してみては?
※これを機に、自分で調べたり、考えるきっかけにしてもらえれば幸いです
書いてあるか信用するのではなく、自分で調べて、真偽を確かめてください。
この記事による、責任等は一切負いません。
明日も9時から学会なので、もう寝ないと...
では